「おつかれさま」禁止の会社

雑学

京セラという会社をご存知でしょうか。京都に本社がある電子機器などのメーカーです。

こちらの会社の創設者である稲盛和夫氏はビジネス界では有名です。

この方の理念から別の社員が考えたのかご本人が考えたのかは不明ですが京セラでは社則で「おつかれさま」という挨拶は禁止とのことです。

その意味は簡単には説明できない部分もあるでしょうが、疲れて当たり前とか疲れを美徳のように扱う風土を変えたいという目的があるようです。

この考えは一理あると思います。確かに意味を考えずにただ「おつかれさまです」とさえ言っておけばいいという考えは良くないと思います。

本当に夜遅くまで仕事して疲れている人に労いの気持ちで言うのはいいと思います。しかし例えば飲み会の後など楽しんだ後に「おつかれさまです」はどう考えてもおかしいですね。まあ接待とか付き合いで嫌々参加ならお疲れですけど笑

京セラでは「おつかれさまです」の代わりに「お元気さまです」と挨拶するそうです。これは本当に定着しているのかは不明ですが、上記の考え方はとてもいいと思いますがこの代わりの挨拶はちょっと受け付けないですね。いくら前向きな言葉でも意味を考えずにただ使うだけでは根本的に「おつかれさまです」と同じです。それにちょっと宗教的な雰囲気もしますし・・

とにかくどんな言葉も相手に発する言葉は意味を考えて使わないといけないということですね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

「おつかれさま」の乱発は避けたいと思います。「お元気さま」は言いませんけど。

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