ポイントじゃんじゃん付けます!という店と、うちはとことん現金値引き!という店とあってどっちがお得か悩んだことはないですか?「まあどっちも同じやろ」と思ってませんか?僕は思ってました。
でも実は意外な落とし穴がありました。
10万円の買い物をする例で考えてみます。
10%値引きの場合
こちらは単純です。10万円から値引率【10%】ですから9万円のお支払いで「1万円」のお得です。
10%ポイント付与の場合
こちらの場合は、まず10万円支払います。すると将来使える「1万ポイント」がもらえます。
これはつまり「10万円の支払いで11万円の買い物ができる」という意味です。
言い換えると「11万円の買い物が10万円になる」ということです。
ということは「11万円から1万円の値引き」ということなので、値引率は【9.09%】となります。
「1万円得をする」という意味では同じです。しかし値引率としては前者の方が高いんです。
ここをどう考えるかは消費者次第ですが、企業としては値引率が少しでも低い方が儲かる訳ですから大きな問題です。企業が得をするということは消費者が損をしているということです。数字のマジックというやつですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
現金値引きで勝負している家電屋さんを見直しました。
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