お寺をお参りする時は柏手は打たない

雑学

ご存じの方も多いとは思いますが自分も含めて知らなかった人もいると思うので書いておきます。

神社でお参りするときは「二礼 二拍手 一礼」とする作法が多いですね。

これと混同してしまってお寺でも「パンパン!」と柏手(かしわで)を打ってしまったことないですか?

恥ずかしながら僕も以前は知らなかったのでやっていました。

しかしこの「柏手または拍手」というのは参拝のときに「お参りに来ました」ということを神様におしらせする合図のようなものなんです。そしてお寺ではこのような儀式はありません。

お寺ではむしろ”音をたてず静かに”合掌するのが作法です。この時合わせた手の右は清らかな仏様を、左は汚れた世の自分自身をあらわします。仏様と一体になることで静かな心で改めて自分を見直すことができるわけです。

とはいえ神社もお寺も戒律を厳しく守るよりもお参りに来た人の心を大切にしてくれますので間違っていたとしても”罰”があたるわけでもなく暖かく見守ってくれるので安心してください。次から気をつければいい事ですし何よりそうする「意味」を考えてお参りすることが大事ですね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

お近くのお寺で無料で座禅や写経をやっているところもあると思います。一度行ってみてもいいかもしれませんよ。なぜか気持ちがすっきりして仕事もやる気がでます。

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