織田信長の妹で後に茶々・お初・お江という歴史に大きな影響を及ぼした三姉妹の母親お市の方。
彼女はスパイとして浅井家に嫁ぎ信長に有用な情報を流し続けていたとする説があります。戦国の世ではあってもおかしくない話です。
そして「お市の方スパイ説」はさらに続きます。
浅井家滅亡後は織田信包もしくは織田信次のもとに身を寄せます。この時期の彼女の行動については詳しくはわかりません。
その後、清須会議後に柴田勝家と再婚しますがこの柴田勝家も秀吉に滅ぼされてしまいます。
この時、北ノ庄城落城とともに自害したとされていますが別の説もあるのです。
落城時に浅井次郎左衛門という人に手引きされ伊賀へ落ち延びたという説です。そしてもともとスパイ行動に長けていた彼女はそこで忍びになったといいます。
歴史では「生存説」というものはよくある話ですが、彼女の娘である三姉妹のその後の影響力を考えると裏で糸を引く人物がいてもおかしくないと思うのです。
豊臣vs徳川の局面でもどちらに転んでも”血”が絶えないようになっていましたし。
まぁ結局のところ真実はわかりませんがこういう事を想像することも歴史のおもしろいところですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
清須会議といえば三谷幸喜監督の映画(小説も)おもしろかったです、是非。
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