大抵の虫は敵から身を守るため保護色によって見つからないようにしています。
しかしてんとう虫は違います。保護色は反対に派手な色を背中に背負っています。これでは敵に自分の存在を教えているようなものです。なぜこんな色をしているのでしょうか。
てんとう虫は敵に襲われると非常に臭くて苦い物質を放出することで身を守ります。
これを一度体験した敵さんはもうてんとう虫を食べようとはしないそうです。
そのため事前に”臭くて不味い”自分の存在をアピールすることで敵に襲われないようにしています。
敵さんも「あ、あそこに臭い奴がいる!近づかんとこ」となるわけですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
確かに子供の頃てんとう虫をさわった後の指は臭かった気がします。