クロワッサンの三日月のような形にはどのような意味があるのでしょうか。
それは16世紀頃のオスマン帝国とオーストリアの戦争に遡ります。
当時劣勢だったオーストリア軍は首都ウィーンをオスマン帝国軍に包囲されてしまいます。とはいえオーストリア軍はよく戦いオスマン帝国軍はなかなかウィーンに侵入できませんでした。
そこでオスマン帝国軍は一計を案じます。秘密裏に地下道を掘り進みウィーンに突入するという計画です。
そんな中、ウィーンに住むとあるパン職人が地下工房で仕事をしていると妙な音に気がつきます。それはまさにオスマン帝国軍が地下道を掘り進めている音でした。
不審に思ったパン職人はすぐにオーストリア軍に通報しました。そのおかげで、オーストリア軍は敵の策に嵌ることなく見事撃退することに成功しました。この戦いをキッカケにオーストリア軍は反転攻勢にでることができたそうです。
後日、このパン職人の功績を称えオスマン帝国軍のシンボルである「三日月」の形に焼いたパンを食べるという習慣が生まれ、現在のクロワッサンのご先祖様になりました。
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クロワッサンと言えばやっぱりドンクですよね。