漢字などをじっと見つめ続けるとなぜかその漢字が文字だとは思えなくなってくる。
もう何かの記号か図形にしか見えない。経験したことがある方も多いと思います。
ゲシュタルト崩壊。かなり有名な現象ですね。知らない人は是非Googleで検索を。
今日はこの話題からむちゃくちゃな結論へと向かってみたいと思います。
さてこの現象がなぜ起こるのか調べてみました。
結果。未だ原因不明だそうです。以上。笑
眼精疲労とかいろいろ考えられているそうですが結局のところ謎らしいです。
不思議ですね。Wikipediaでは脳の情報処理過程がどうのこうのと書かれています。
「じっと見続ける」ということ自体はそのものを理解するために必要な行為だと思います。
なのに理解するどころか何が何だか解らなくなってしまう・・
原因が脳にあるとしてこんな現象が起きるにはそれなりの理由があるんでしょうね。
人間には解明できていないだけで脳がこういう働きをすることのおかげで
きっと何か大きな恩恵があるんだと僕は思います。
さてゲシュタルト崩壊の心理学とか脳科学的な意味は
考えてもわからないので今回はここで忘れることにします。
そこで「じっと見続ける」という行為についてちょっと考えてみます。
ここでいう「見る」は実際に目で見ることだけでなく考え続ける的なことも含めます。
大抵の人は好きな事や手に入れたい物があるとそのことばかりを考え続けますよね。
ゲームが好きな人がいつもゲームの攻略法ばかり考えたり。
車が欲しい人が街で通り過ぎる車にやけに目がいったり。
資格を取りたい人がその勉強のみに集中したり。
野球少年ががむしゃらに素振りしたり。
こういう行動はどこも間違っていないと思います。
むしろ何かを手に入れるには必要な行動でしょう。
ではゲシュタルト崩壊と似た現象がこういう行動に起きることはないのでしょうか。
あるかもしれませんね。よく「スランプ」という言葉を耳にします。
スランプは本気であればあるほど起きるような気がします。
中途半端にやっててもスランプは起きないんじゃないでしょうか。
個人的な考えですがこのスランプもゲシュタルト崩壊の一種なんじゃないかと思うのです。
そう考えるとスランプも人間が解明できていないだけでそのおかげで
何か大きな恩恵をもたらしてくれているのかもしれません。
毎日勉強していたら急にやる気が出なくなった。覚えられない。理解できない。おもしろくない。
でも原因はわからない。これゲシュタルト崩壊そのままですね。
もしかすると人間は何かに集中し過ぎることは実は結果的に良くないのかもしれません。
脳はそれを知っていてゲシュタルト崩壊のような現象をつかって教えてくれているのでしょうか。
集中して頑張っているとどこかで何らかの「スランプ」的なことが起きることがあります。
それは人間がより効果的に成長するように脳が調整してくれている。
そう考えるとスランプになっても焦る必要はなくなります。
むしろそれまで自分がやってきたことが正解だったと自信ももてます。
という話を応用すればいろんな話題に使えそうですね。
仕事に行き詰まった部下に。
倦怠期を迎えて悩んでいる友人夫婦に。
受験勉強に疲れが見え始めた子供に。
何かをつかむために頑張っているみなさん。
うまくいかない時は必ずやってきます。でも大丈夫です。
それこそが今までやってきたことの正しさの証明と考えてください。時には休むことも必要です。
何事もやり過ぎは良くないということでしょうか。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
文字をよーく見過ぎたら結局文字がわからなくなるゲシュタルト崩壊そのものですね笑
という訳であんまり深く考えないでこれからも頑張り続けましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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