今はスマホを持っていない人を探す方が難しい時代になりました。なんだかんだでお年寄りも使っていますし中には使いこなしてゲームやzoomなんかもやっている方もいます。
そんなスマホですが当然電話もします。その時に聞こえてくる相手の声です。その声、本当に相手の声ですか?オレオレ詐欺の話みたいですが、実は相手の声はその人本人の声じゃないんです。
え。どういう意味? となりますね。
実は今までの固定電話は話した人の声をそのままの振動で伝えていたので”相手の声”でした。糸電話のようなイメージです。
しかしスマホは当然ですが”無線”でデジタル信号で相手に伝えます。その際、人間の声をそのままの振動数で伝えるととんでもない情報量になるそうです。
そこでその人に”似た”音声を機械音声で合成したものを使っているそうです。つまり厳密に言うとスマホで聞こえている相手の声は機械で作った合成音声だったのです。ボカロみたいなもんです。
最近よく自動音声や機械音声を耳にします。人間味がなくてちょっと違和感があるように感じることもあります。でも本当は電話でも同じものを聞いていたんですね。こっちは相手の声だと思い込んで話しているので気づかないだけなのでしょう。
ということはです。この技術を応用したら「なりすまし電話」なんて簡単にできてしまいますね。もしかするとすでにそういう犯罪グループはそういうシステムを持っているのかもしれません。
このあたりの防犯対策はあるのでしょうか。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ボイスチェンジャーに自分の声を登録しておいて人に話してもらうアプリなんかもありそうですね。アリバイ作りに使われそうです。
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