表題の書き方だとマリーアントワネットが何か誤解していたのかと思われそうですがそうではありません。マリーアントワネットに対する一般的なイメージの誤解です。
マリーアントワネットというと死ぬほど無駄遣いして国の財政を傾かせたというイメージがあります。有名なセリフで「食べるパンがないならケーキ食べたらいいじゃん」的な言葉があります。これも後世の創作だということです。本人そんな事言ってないんですね。死んだ後に勝手に言ったことにされて炎上するとかかわいそうです。
とはいえ無駄遣いをしていた事自体は事実のようです。王室の費用を多額のファッションに使うとか賭博なんかにも手を出していたみたいです。
しかしその額は国の財政に影響を及ぼすほどの規模ではなかったんです。そもそも女性一人の贅沢で国家予算がどうこうなること自体普通に考えたらあり得ないですけどね。当時のフランスの国家予算は先代の頃からの莫大な軍事予算によって圧迫されていました。財政が傾いていったのはこれが原因でした。マリーアントワネットが使うことができたお金、つまり王室費用は国家予算のほんの数%でさらにその中の一部なので全く関係ないと言っても過言ではないですね。
まぁ最後は相当恨まれて(そう仕向けられた)処刑されたという経緯がありますのでそんな噂が広まったのかもしれません。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
マリーアントワネットの時代にSNSがあったらどんな投稿したんでしょうね。
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