西国街道(さいごくかいどう)や奥州街道(おうしゅうかいどう)など全国に街道と呼ばれる道が存在します。昔から交通の主軸として文化や経済の発展を支えてきました。この街道ですが「かいどう」と読み「がいどう」とは読みません。なぜなんでしょうか。
その理由は古来の主要道路にありました。元々主要道路は海沿いに作られていたようです。そしてそれらの道は「海道(かいどう)」と呼ばれていました。今でも残っているもので「東海道」という超有名な道がありますね。
そしてだんだん発展していき海沿い以外にも町ができるようになり内陸部にも主要道路が作られるようになりました。でも海沿いではないので海道はおかしいということで街道という名称になりました。ただ読み方は今までの名残りや語呂の良さで「かいどう」と読むようになったそうです。
何百年も昔、移動は全て歩きだった時代。人々が夢や希望を抱いて歩いた街道。様々なところに住んでいる人々の数々の出会いの場になったであろう街道。そんなことに思いを馳せながら近くの街道を散歩してみるのもいいかもしれません。因みに僕は西国街道を少しづつ歩き、今のところ京都から西宮まで歩きました。また来年も続きを歩きたいです。
今日も小さな話題を読んでいただきありがとうございます。
いつか東海道を歩いてみたいです。
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