もうすぐ衆議院選挙が行われますね。各候補者の当選予想や各党の獲得議席数などマスコミ各社で様々な「下馬評」が報じられています。
この「下馬評」という言葉。なぜこういう言葉が生まれたのでしょうか。
これは江戸時代に遡ります。
江戸城の大手門や桜田門などの前には「下馬」と書かれた札がおいてあり、そこから先は馬を降りて歩いて行かなければなりません。
そして馬とお供の者はその先に用意されている待機所で主を待つことになります。
待機所では様々な家の家来衆がじっと主を待つわけですがそんな短い時間ではないはずです。すると今も昔も同じですね。だんだん家来衆同士で人の噂話や情報交換などが始まります。偉い人の噂や他家の噂はもっぱらここで交換されていました。
こういうところから噂レベルの人の評価などを「下馬評」という言葉で表すようになりました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
まあ下馬評はあくまで下馬評なんで結果はやってみるまでわかりませんけどね。
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