どういう意味やねん。確かにおかしなタイトルですね。
詳しく話しますと北海道で体重が60㎏の人がそのままの体重を維持して沖縄に移動し同じ体重計で測定するとなんと約59.9㎏になるんです。約100g軽くなります。
え、なんでなん？変ですね。
これ厳密に言うとその人の質量自体は変わっていないんですが重量が変わっているんです。なんのこっちゃ。
体重計などの”秤”は乗った人の重さ、つまりその人が地球の重力によって地面の方向に引かれている強さを計測します。
しかしその人には地球の自転から起きる遠心力によって地球の中心とは反対の空の方向へ向かって飛んでいこうとする力も働きます。
この地面に引っ張られる力と反対に空に飛んでいこうとする力のバランスでその人の「体重」は決まるわけです。説明が下手くそなんで興味ある方はさらに調べてみてください。
そして北海道と沖縄では沖縄の方が赤道に近いので遠心力がより強く働きます。空に飛んでいこうとする力が北海道より強いということです。
そういうわけで沖縄の方が体重が”軽く”表示されるわけです。
ただこれは「同じ体重計」を使った場合です。通常は体重計などの秤はそういった地域による誤差を計算に入れて造られているので基本的には各々その土地に合った体重計を使えば同じ数値が表示されます。
というわけで体重計の誤差に頼らず運動するなどの努力で体重は減らしましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
因みに一番遠心力の差が大きい北極と赤道では約250gもの差がでるそうです。という事は赤道に近いところに住んでいる人は背が高くなりやすいのでしょうか。
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