古き良き銭湯

銭湯

ちょっと堅い内容が続きましたのでちょっとゆったりした話題を。

俺たちの銭湯です。

昔は近所に何軒も銭湯があって学生の時なんかよく友達と行きました。

高層マンションがほとんど建ってない頃の銭湯はその煙突がとにかくカッコ良かったですね。

住宅街から急に空に突き刺さる煙突が現れる。

中学生の時はあれに登りたくて友達と作戦練ったこともあります。

残念ながらその作戦は決行されずに終わりましたが。

そんな思い出の銭湯たちは最近ではめっきり減ってしまいましたね。

お風呂屋さんに行く人が減ったというよりは

スーパー銭湯に行くのが主流になったからだと思います。

確かにスーパー銭湯は広い露天風呂はあるしサウナも炭酸泉もある。

その上駐車場もあるし何よりシャンプーだのボディーソープだのも常設されてる。

それだけ付加価値があれば少々高くてもみんな行きますよね。

スーパー銭湯になくて町の銭湯にあるもの。

それは人間絵画を見ることができることでしょうか。あれだけはスーパー銭湯にはないですね。

ていうか大抵禁止されてますしね。

あの絵画を見るのは僕のひそかな楽しみです。

昔と違って最近はそういう人も怖い感じ出してこない人がほとんどです。

むしろこっちに気をつかってくれてなんかいい人が多い気がします。

いい人判定の基準が著しく低い設定になってるとは思いますが笑

そして時々素晴らしい観音様も拝めます。

あれだけは銭湯でしか見ることができないです。

他にスーパー銭湯に勝る点はないでしょうか?

地元のおっちゃんたちのしょうもない会話を聞ける。これもなかなか興味深いです。

大抵の人がリタイア後の人たちと思いますがそういう人たちが

普段何を考えているのか。何をして過ごしているのか。

そんなことを知るヒントはゴロゴロ落ちてます。

なんせ我が国は高齢化社会です。あの人たちがこの国の多数派です。

その多数派のほとんどはパソコンやスマホが苦手ですから

こういう情報はなかなかネットでは収集できません。

考えたら貴重な情報です。

スーパー銭湯では人が多すぎておっちゃんたちの会話が耳に入ってきません。

これだけを考えると銭湯にはものすごい価値があるのかもしれません。

因みに僕は完全に気のせいでしょうが銭湯の水風呂が気持ち良すぎます。

スーパー銭湯には無いまろやかさというか肌との一体感。あれはなんなんでしょうね。知らんけど。

平成から令和になり、こういう人々から忘れられ始めている物が町のあちこちにあります。

それは時代の流れですから仕方のない事です。

今誰もが信奉しているスマホもいつの日か忘れ去られる日がくるでしょう。

忘れられるのはそれにとってかわる何かが登場するからです。

決してそれが悪いから忘れられるのではありません。

そうであればみんなが忘れている今こそその価値あるものを手に入れる。

大きなチャンスが到来しているのかもしれません。

銭湯に限らず何にでもあてはめられますね。

忘れられつつあるけど本当は価値あるもの。

みなさんの身の回りでは何がありますか?

・・と、こんな話題はいかがでしょうか。

今日はこんなところです。

そうこうしているうちに銭湯に行きたくなってきました。

欠けたタイルに囲まれた湯につかりながら次の話題を考えてみます。

しょうもない話を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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