江戸時代、身分の高い女性や良家のお嬢様などに「屁負比丘尼(へおいびくに)」と呼ばれる職業の女性がすぐ近くに控えていることがありました。
この女性の仕事は主人の”身代わり”です。ご主人様が公衆の場で誤って「オナラ」をしてしまった場合、すかさず「今のは私です!」と名乗り出るという仕事です。
他にもご主人様が何か間違ったことや恥ずかしいことをしてしまった場合にも身代わりとして責任を負います。このことから「科負比丘尼(とがおいびくに)」とも呼ばれていました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
まあ周りの人も口には出さなくてもだいたいわかっていたでしょうけどね。