日本の三審制

雑学

日本の裁判は三審制を採用しています。

第一審で不服があれば「控訴」することによって控訴審が行われ、それでも不服ならば「上告」することで上告審が行われます。上告審は一部の例外を除き最高裁判所で行われます。

刑事事件と民事事件では多少の違いがあり例外もありますがこれが基本形になります。

ところで三回の裁判ではそれぞれ何が行われているのでしょうか。毎回”前回の続き”的に同じようなことを議論しているのでしょうか。実は違います。

刑事裁判の場合、第一審が「事実審」と言い、その事件についてどのようなことがあったか出来事を明らかにしたり関係者たちの意見を聞くことにより「事実」を法律に照らして判断します。

そして控訴審と上告審はどちらも「法律審」と言い、前の裁判の”判決”が本当に「法律」に適合しているかのみを判断します。

民事裁判は第一審と控訴審が「事実審」上告審が「法律審」となっています。

一言に裁判と言ってもいろいろな形態があります。もし興味があるなら一度傍聴に行ってみるのもいいかもしれません。身分証明も不要で開廷中なら誰でもいつでも入ることができます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

何度か傍聴行きましたがなかなかおもしろいですよ。おすすめです。

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