周りで自分の母親を「おふくろ」と呼ぶ人は見た事ないですが、ドラマや映画ではよく見かけます。結婚式で定番の「三つの袋」にも登場します。
なぜ「おふくろ」というのでしょうか。
日本の家庭では昔から一家の財産管理は母親が担っている場合が多く、それは鎌倉時代でも同様でした。
当時の一家の財産は専用の「袋」に入れて大切に保管されていました。
それを管理していたのが母親だったので人々はいつしか母親のことを「お袋様」と呼ぶようになり今に至るわけです。
ある意味、一家の絶対権力者だったわけですね。それは今でも変わらないかもしれません。
そう考えると、よく言われるような日本の家庭は「男尊女卑」ではなかったのではないかと思えますね。「奥さん」とか「かみさん」という呼び方の意味を考えても明らかに女性は大切にされてきた歴史が垣間見えます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
友人の結婚式で「三つの坂」の話を聞いたことがありますがあれはおもしろかったです。
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