これはドラマの役者さんの話ではありません。影武者でもありません。実際に水戸黄門と呼ばれた人の話です。
え、水戸黄門といえば水戸の徳川光圀公のことでしょうが。そう思いますよね。僕もそう思っていました。でも今回も違いました。
水戸黄門の「水戸」は地名です。水戸の「黄門様」というのは徳川光圀だけの通称ではなかったのです。「黄門」というのは「中納言」という官職の別名なんです。そして水戸藩で中納言の職についたのは徳川光圀を含めて全部で7人。それぞれ「黄門様」と呼ばれていたそうです。
例のドラマの影響で水戸黄門=徳川光圀となってしまってますが実際はそういうことでした。
因みに水戸黄門といえばあの「印籠」ですがその用途は「薬入れ」だったようです。ただその造りが身分の高い人にしか持てないような豪華さで、さらに徳川家であることを証明する葵の御紋が彫られているためそれを見せつけられた人はハハ―ーッorzてなるんですね。今で言うと名刺みたいなもんでしょうか。
僕も人に見せたらハハ―ーッではなくてもアーッてなるような名刺を早く持ちたいもんです。
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