羽柴秀吉と柴田勝家が信長死後の権力争いで戦った賤ケ岳の戦い。
この時秀吉は後に「美濃大返し」と呼ばれる驚異的な速度で15000人の軍隊を移動させ勝利をおさめています。
距離にして約50㎞の道のりを約5時間で移動したことになります。
6分/㎞てことです。これ、僕がハーフマラソンで走る時のペースです。しかも好調な場合です。フルマラソンとなるともっと遅いです。
路面も靴も周囲の状況も全てにおいて当時より恵まれているマラソンよりも速いんです(僕が遅すぎるという説もありますが)
そりゃ鬼柴田も「まさか」ですよね。砂利道で狭くて木が生い茂ってる道をわらじを履いたおっさんたちがそんな高速で移動するなんて思いません。
ちなみに「大返し」と言えば中国大返しの方が有名ですがこの時は30000人の軍隊が約200㎞の道のりを5日で移動しました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
天下をとるためには大返しが必要なんですね。
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