日常で使う何気ない言葉。本当の意味は実は違っていた・・
なんてことはよくある話。以前も「確信犯」について触れましたが他にもいろいろあるので時々話題として投稿していこうと思います。
煮詰まる
今回はこれ「煮詰まる」です。どんな場面で使いますか?
よく使いがちなのが仕事などで行き詰まった時なんかでしょうか。
資料作成でいい案が出てこない・・ 会議で結論がまとまらず打開策が見つからない・・
こんな時言いませんか「煮詰まってしまって先に進まない・・」自分も時々言ってました。
次の一手が見つからない。行き詰まった状態。
でもこの「煮詰まる」という言葉全く意味が違ったんです。
本当は自分の考えや会議などで考え尽くした結果、結論がでる段階の事を意味するそうです。
全然違いますね。全く逆の意味です。
実はこう使うのが正解でした。
「いやぁ資料作成もいよいよ煮詰まってきたよ。あと少しで完成だ」
「今日の会議は難しい案件だったが、いろいろな意見が出たおかげでそろそろ煮詰まってきたようだ」
以前も書きましたが言葉というのは絶対にこれが正しいとか間違っているというものではありません。
時代の移り変わりによりその意味を少しづつ変えていく言葉も多々あります。
これもその一つかもしれません。ただ現在において”正しい”とされている言葉はできる限りその意味に沿った使い方をしたいですね。
それと身の回りで誰かが”誤用”していたら直球で指摘せずコソッとやんわり教えてあげるのがいいでしょうね。そうすることで円滑なコミュニケーションがとれますしその人とも良好な人間関係が築けるチャンスになりますね。
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