漬物にすると根も葉もおいしい野沢菜。この野沢とはどういう意味なんでしょうか。
実はとてもシンプルです。長野県野沢温泉村周辺で採れる野菜だったから野沢菜です。
しかし元々は蕪菜(かぶな)と呼ばれていました。明治から大正に入り東京などから信州へスキーなどに来る客にとても好評でそういう地方から来る客には地名をとって「野沢菜」と呼ばれるようになりました。これがそのまま全国に広まっていったわけです。
因みに、一説によると野沢菜の起源は大阪の蕪の種をお坊さんが野沢温泉村に持ち帰ったことから派生したと言われていましたが、最近の遺伝子研究によりその説の可能性はかなり低いことがわかったそうです。
科学の進歩でいろいろなことが明らかになるのは素晴らしいことですが同時にロマンの灯は消えていきますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
やっぱり野沢菜はお浸しが最高ですね。
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