子供の頃は友達と約束事をすると「ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本飲~ます」というのが定番でした。今の子供は言わないでしょうね笑
あの言葉の由来は江戸時代の遊郭にありました。
遊郭で働く遊女たちはいい男性に出会うとそれ以降は”遊女”のような生活をやめることを誓うのですが男性もそう簡単には信じられません。なにしろ仕事とはいえ遊女ですから。まあ「そんな場所に遊びにきてるお前も同類じゃねーか」という言葉が聞こえてきそうですがそこは江戸時代。現代の感覚とはかけ離れていますのでご理解を。
なかなか信じてもらえない遊女の中には、誓いの証に自分の小指を切ることで約束を信じてもらおうとする者もいたそうです。ここから約束には「ゆびきり」という言葉が生まれました。
そして「げんまん」 これは漢字では「拳万」と書きます。つまり一万回殴るという意味です。
この時点で約束を破ると「指を切断されて一万回殴られる」ということになります。
それに加えて「針千本」飲まされるんです。ほとんど拷問の末殺されるという事です。こんな恐ろしい契約ないでしょ。
みなさんも今後はゆびきりげんまん契約には十分気を付けてくださいね。最近はコンプライアンスとか契約遵守に厳しい世の中なので・・
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
何十年も前ですが「ゆびきり契約」してまだ守ってない事なかったかどうか・・恐ろしくなってきました。急に「あの時の約束破ったやんな」とかいう人が訪ねてきたら終わりです。
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