
行政書士って名前は聞いたことあるけど何する人ですか?

行政書士とはその名の通り、主に行政に関する書類の作成や手続きを代行する人のことです。

例えばどんなものがありますか?

新しくお店を開業するための手続きや、建物を建てる際の許可申請、自動車を購入する時の登録申請、外国人の帰化申請や永住許可申請など言い出したらキリがないほどたくさんの種類があります。
他にも、遺言書の作成支援やご家族が亡くなった場合に発生する遺産分割協議書の作成、離婚協議書の作成、各種契約書の作成、時には内容証明郵便の作成なども扱っています。

うわ~たくさんあるんですね~覚えられませんね。行政書士のみなさんは全ての依頼に対応できるんですか?

そうであればいいのですが行政書士の取り扱う業務はおよそ一万種類にも及ぶと言われています。さすがに一人の人間がその全てを把握するのは至難の業でしょうね。
ですからそれぞれ自分の得意とする分野をある程度絞っていることがほとんどです。

なるほど。確かにそうですよね。あ、ということは何か相談したい時はその問題を専門としている行政書士さんを探さないといけないということになりますね?

確かにその道に精通している行政書士を見つけていただくことも一つの方法ですが、なかなか身近でピッタリな人を見つけるのは大変かもしれません。
でも安心してください。行政書士は日頃から他の行政書士との連携・協力関係を築いていますので、ご相談はどの行政書士にしていただいても問題の解決に不都合となることはありません。お気軽にお近くの行政書士にお声がけください。

そうなんですね。相続なんかもいつかやって来る避けては通れない問題ですからね。突然やってきて右往左往する前に、今のうちに相談できる人を見つけておくのは大事なことですね。

そう言っていただけるとありがたいです。行政書士は「身近な街の法律家」と呼ばれ、気軽に相談していただける存在となるよう日々努力しています。
ただその際、留意していただきたいのは問題が”もめ事”に発展した、またはそうなることがほぼ確実という場合は行政書士はご依頼をお受けできない事があります。こういう場合、ご依頼人の代理人として活動できるのは弁護士の独占業務となっているからです。
とはいえ、これらの問題はご自身で判断するのは非常に難しい面もありますからまずは一度ご相談くだされば適切な対応をさせていただきます。

なるほど。法律の世界はいろいろ複雑なんですね。そういう意味でも気軽に相談できる人が近くにいると安心ですね。今日はいろいろと教えていただきありがとうございました。