昨日「三鳥二魚」という話題が出ましたが、そこに入っている「アンコウ」は食材として出てくるものはほぼ全てメスです。
なぜかというと、メスは体長40㎝ほどですがオスの体長は4㎝ほどしかないからです。食用としては使い物にならない訳です。
しかしなぜそんなに大きさに違いがあるのでしょうか。
アンコウのオスはメスに「寄生」して生きます。メスを見つけたらメスの身体に”同化”して栄養分をもらいながら生きます。そうなると自力で泳いだり餌を獲ったりしなくなるので目もヒレも内蔵も退化し、生殖能力だけが残ります。そのためメスと比べて異常に小さいのです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
人間でいう”ヒモ”はまさにこういう生き方をしているんでしょうか。