日本が太平洋戦争で負けて海外に当時持っていた領土は全てなくなったことは横井正一さんも含めすべての日本人の周知の事実でしょう。
ところがです。実は現在日本は海外に領土を持っているのです。それもオーストラリアにです。
その場所はオーストラリア ニューサウスウェールズ州にあるカウラという町の一部。
ここには戦時中捕虜収容所がありそこで起きた事件により多数の日本人が死傷しました。それを弔う日本人墓地が今でも日本庭園として残されています。
1963年、オーストラリア政府の粋な計らいでこの墓地は日本政府に寄贈されました。土地そのものを日本にあげちゃったんですね。とはいえ管理はオーストラリアがするので日本の主権は及びませんが国庫に帰属したという意味では日本の財産、つまり領土となったわけです。自治領みたいな感じでしょうか。
戦争のいがみ合いをいつまでも引きずらない何かいい話ですね。
いつかオーストラリアに行くことがあれば寄ってみたいと思います。
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