同じ種類の硬貨は通常20枚までしか使用できません。「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第7条では「貨幣は額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する」と書かれています。
つまり、同じ種類の貨幣(硬貨)は一度に20枚までは使っていいという意味です。それ以上は基本的には受け取る相手方は拒否してもいいんです。
たしかに980円の買い物で1円玉980枚で支払われた場合、数えるのに時間も労力もかかるので取引として現実的ではないですね。最近は自動支払機が設置されているお店もありますがそうではないお店でこれされたら営業妨害にもなりますからね。
もちろん相手方が承諾すれば21枚以上で支払っても有効な取引となります。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
因みに紙幣(お札)は無制限に使用できます。1億円をアタッシュケースで払ってもOKということです。安心しました。