除夜の鐘の回数に意味はあるのか

雑学

もう12月も半分を過ぎいよいよ今年も残り僅かになりました。もういくつ寝るとお正月。ですね。

さてそのお正月の前に大晦日がやってきます。一年で一番静かな日な気がします。

大晦日と言えば除夜の鐘です。今はうるさいとかクレーム入れる人もいるそうですがそのクレーム自体がうるさいですね。

さてその除夜の鐘は108回つかれます。この108回とはどういう意味なのか。まぁ結構有名なんで今更感はありますが。

仏教の教えでは人生には煩悩というものがあります。この煩悩とは人が生きる上で苦しみの元になるものです。罪とも言います。できることならそんな煩悩などなく生きたいもんです。この煩悩の数は全部で108種類あると言います。例えば有名なもので三毒と言われる「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)」というのがあります。「貪欲・怒り・無知」のことです。

除夜の鐘は108回つくことでこういった煩悩を一つずつ祓っていくという意味があります。そういう意味では大事ですね。これをうるさいとか感じる人こそ煩悩を祓う必要がありそうです。

因みに実は大晦日に107回つき最後の1回は新年になってからつくのだそうです。これは知らなかったです。豆知識ですね。

こんな事を書いている僕は毎年大晦日は早くに寝ています。年越しの瞬間を見るより”目覚めたら新年になっていた”方が新しい世界に来た感があって好きなんです。昨日までの事は夢だったのかもしれませんしね。過去にこだわらず前向きに生きることができる気がします。

今日もありがとうございました。それでは皆さん良いお年を(この挨拶についての雑学もまたどこかで)

コメント

タイトルとURLをコピーしました