ひらがなももちろんカタカナも全部で46文字です。それなのになぜ「50音」というのでしょうか。
今まで考えた事もなかったですね。あ、先に言っておきます。今日のは小ネタ中の小ネタです。サッパリ中のサッパリです。
その理由は江戸時代。庶民の間で識字教育が盛んになった頃。仮名の一覧表が作られました。
その表が例の「あいうえお」の5段×「あかさたなはまやらわ」の10行で作られていました。
ご存じの通り”や行”と”わ行”は3文字しかありませんので空白のマスが2個づつ、つまり4個できます。
この空白も含めると50マスですね。ここから「50音」と呼ぶようになったわけです。
たしかに真面目に「46音」と言うのもなんか粋じゃないですしね。
そういう訳で日本語には形のない幻の仮名が4文字あるという事です。
いつか新しい仮名がここに収まる日が来るかもしれません。なにやら浪漫ですね~
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
小学校で「を」の事を”くっつきのを”と習いましたがみなさんはどう習いました?
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