土用の丑の日はなぜウナギなのか

雑学

土用の丑といえばウナギですね。僕はこの世で一番嫌いな食べ物がウナギなので全く興味ないですが。

ところでなぜ土用の丑=ウナギとなったのでしょうか。

もともと「土用の丑」の日は悪霊が忍び寄ってくる良くない日とされ人々から恐れられていました。

そこで人々は魔よけの神様である「玄武」に助けを求めました。玄武というのは亀に似た姿の神様で黒を象徴的な色としています。玄という字が”黒”を表します。玄人を”くろうと”と読むこともこれに関係があるのかもしれません。

人々は縁起を担ぐ意味でこの日には「黒い食べ物」を食べるようになりました。ウナギだけでなくナスや黒いコイなども食べていたようです。

ある時一人の鰻屋が発明王平賀源内に「土用の丑の日はもっとウナギを買ってほしいんですが何か妙案はないもんですかね~」と相談しました。源内さんは言いました「だったら店の前に〈本日土用の丑の日〉と書いて貼ったらどうだい」 鰻屋がその通りにやってみたところその表示を見た通行人が次々と店に入ってきて大繁盛したそうです。それを見て「あ、今日は土用の丑か!黒いもん食べないと」と思い出しそのまま買ったんでしょうね。

それを他の鰻屋もマネするようになりいつしか土用の丑=ウナギという風習が定着したんだそうです。

土用の丑にウナギだらけになるのは平賀源内のせいだったんですね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

ウナギは嫌いですけど「日本で一番上手い」ウナギを食べてみたいです。それで本当にウナギが嫌いなのかただ今まで美味しいものに出会わなかっただけなのかが知りたいです。

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