普段の生活でどっちがいいと言われれば追い風の方が楽でいいですよね。言葉のイメージも大抵は「追い風(順風)」は都合の良い時に使って「向かい風(逆風)」は不都合な時に使いますね。
しかし空を飛ぶことに関してはこれは反対になります。
飛行機は離陸も着陸もなるべく向かい風を選びます。これには揚力の解説も必要になるんですが自分も理解できてないので省きます。むしろ詳しい人教えてください。
とにかく向かい風の方が大きな揚力を得ることができるので短い距離でより少ない出力で効率的に離陸することができます。つまり省エネなんですね。そして着陸の時も向かい風の方が減速しやすく効率的なんです。
実はこれ飛行機だけでなく大空の大先輩である鳥も同じく向かい風に向かって飛びます。そして円盤投げやスキーのジャンプのような飛距離を競う競技でも向かい風の方が断然有利です。
おもしろいですね。これを人生にあてはめると向かい風とか逆風と思えるような環境になったらそれは自分にとって一気に上昇するチャンスだということです。確かに向かい風だと離陸するために滑走路を走り始めたころは追い風よりエネルギーが必要かもしれません。
しかしそんなの気にせずどんどん加速していけばどこかの時点で急に揚力が発生する。そこからはもう登り龍ですよ。逆風ごちそうさまです。最初はしんどくても揚力を得るまでの辛抱なんですね。
そう思えば大抵のことは飛び越えられそうですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
揚力みたいにあるのかないのかわからず不安になるけどでも必ず起きる力ってのは言ってみれば神様みたいなもんですね。
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