あなたも一度は考えた事あるかもしれません。あれだけのパワーを有効利用できたら非常にエコですよね。落雷を受けとめてその電力を充電する。未来都市にありそうな風景です。
ただ問題はそう簡単なものではなさそうです。
そもそも落雷一発分の電力量は、多くても一般家庭1軒の消費電力量数か月分だそうです。個々の家庭で充電するなら十分なんですが電力会社が必要とする発電量に比べると非常に効率が悪いんです。電圧だけ見ると約1億ボルトとえぐいんですが”電力量”としてはそれほどでもないということですね。
さらに落雷自体がいつどこで発生するか、高電圧に耐えることができて充電できる特殊な電池はどうするのか、そういった障壁が多々あるんですね。お金もかかりそうです。
雷から効率よく電力を吸収するのは今はまだ難しいようです。
とはいえ今は無理でもいつか効率よく利用できる日が来るでしょう。楽しみですがその日を生きて見ることができるのかが問題です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ピカチュウの10万ボルトも実は一発分のダメージは意外と小さいかもしれないですね。
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