平安時代あたりの昔の話。白いご飯、つまり米は庶民は食べることができない高級食材でした。
食べることができたのは貴族など一部の上流階級の人だけでした。
「食べる」の尊敬語は召し上がるなどの「召す」
「米」は上流階級の人が「召し上がる」ものでした。
そこから「米」→「召しあがる」→「メシ」となりました。今使われている「飯」という漢字は後付けですね。
因みに庶民は米ではなく雑穀を食べていました。雑穀は栄養が豊富でしたがヌカを取った米は栄養があまりないので皮肉なことに貴族階級の人たちは”脚気”などの病気にかかりやすかったそうです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高級食材はただ”高級”というだけで健康面とは比例しないというのは今でも同じですね。
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